このウェブサイトは、プロフェッショナル心理カウンセラー、メンタルトレーナーとして活躍している浮世満理子のオフィシャルウェブサイトです。

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メンタルトレーニング

「メンタルトレーニングってなんですか?」と聞かれます。たとえばカウンセリングとか心のケアという言葉は、マイナスをゼロにするイメージがありますよね。でも、メンタルトレーニングは、ゼロをプラスへ、もっと言うならプラスをプラスへ変えていく。そんな心のプログラム、それがメンタルトレーニングなのです。

メンタルトレーニングと呼ばれるものは、今、さまざまな種類や流派があると思いますが、私は心理カウンセラーなので、私が使うメンタルトレーニングは、心理カウンセリングに+コーチング。そこにさまざまなイメージトレーニングなどの大脳生理学的なプログラムを網羅したもの。そうすることによって、企業やスポーツ、もっと言うなら芸術表現(ピアニストやソプラノ歌手など)に応用される究極の人間のパフォーマンス向上のメンタルプログラムができるわけです。

メンタルトレーニングのプログラムを、さまざまな企業や団体などで提唱し始めて15年以上が経ちます。五輪大会はアテネ、北京、ロンドンと、もうすでに3大会以上、メンタルトレーニングと共に過ごしています。
企業の中では、一部上場企業を中心として、浮世式のメンタルトレーニングを導入してくれている企業がたくさんあります。
営業マンのモチベーションアップ、部下のパフォーマンス向上をめざしたリーダーのためのトレーニングなど、さまざまなメンタルトレーニングが企業やスポーツチームの中で、今、活用されています。

もともとアスリート出身でない私が、アスリートのメンタルトレーニングを担当するようになったきっかけは、ちょっとした出会いでした。

当時、スポーツ新聞の記者だった知人から、自分が気にかけているゴルフ選手が、どうしてもパターだけが入らなくて悩んでいる、ということで相談を受けました。
そしてマンツーマンのカウンセリングを行うことになった私は、その人が抱えているストレスを整理し、イメージトレーニングを数回繰り返す。それだけで彼女は見違えるような結果を出すことができました。
私も彼女も、こんなに即効果があるものなのだと、むしろ驚いたぐらいです。

2005年からご一緒したプロテニスプレーヤー、岩渕聡選手は13年間、全日本選手権で優勝していないという課題を持ち、30歳になられたときに私の元にやってきました。
目標はズバリ、全日本選手権大会での優勝。しかし前年は1回戦で、しかも格下の選手に負けている。彼にとってこの大会がプレッシャーを感じる苦手意識のあるものであった、ということをメンタルトレーニングを始める前に感じていました。

細かいメンタルトレーニングのプログラムを、ここで公開することはできませんが、2005年、岩渕聡選手は全日本選手権で初優勝を果たしました。しかも決勝戦は9歳年下の添田豪選手とのまさに一騎打ちで、最後はタイブレークを見事勝ち抜いての初優勝でした。
その後、岩渕聡選手は、引退するまでに2回のシングル優勝、7回のダブルス優勝という、全日本での素晴らしい記録を残しました。彼は今、プロテニス界の後進たちに「メンタルトレーニングを伝えていきたい」という存在になっています。

体操界との出会いは、2004年、アテネ五輪の年からです。当時体操界は、28年ぶりの奇跡の金メダルで沸いていました。そこから金メダリストの米田功選手を始め、多くの人たちとのメンタルトレーングの関わりによって、体操というまさに究極の身体反応が求められる競技の中で、少しずつメンタルトレーニングのプログラムが確立していくこととなりました。

それ以外にも、フィギュアスケートやスノーボード、体を使って表現していく多くのところでメンタルトレーニングを活用していただきました。
また学生たちにも今やメンタルトレーニングは大人気で、柔道、テニス、陸上、カート(モータースポーツ)など多くのスポーツの分野でメンタルトレーニングは導入されています。

アスリートたちは皆、自分の人生を賭けています。

「オリンピックに行きたい」
「全日本大会で優勝したい」

毎日凄まじい練習をし、体を痛めつけ、究極の限界まで自分を追い込む選手もたくさんいます。でも、それがちょっとしたことでミスをしてしまい、自分の今までの努力が全部無駄になってしまうとするならば、それはとても残念なことです。
だから後悔しないように、全力で自分の持っている力を出して欲しいのです。そうすれば自分が人生の中で本当にそのスポーツをやっていて良かったと思えます。選手たちが、そんな風になってくれたらいいな、と心から思っているのです。辛い思いをして頑張ったけれど出来なかったではなくて、テニスをやっていて良かった、体操をやっていて良かった、そんなふうに心から思っていただきたいだけなのです。

夢をもっていることは、とても素敵なこと。でも、その夢をしっかりとした形に変え、自分の人生の中で意味あるものにしていくために、メンタルトレーニングは存在するのだと思っています。

スポーツをはじめ、自分がやっている仕事に誇りをもって、楽しくいつも自分の中でモチベーション高くそれらの出来事と向かい合っていれば、それはとても素敵なことです。
究極に自分を追い込めるところまで追い込んだときに、何か見えてくるものがあります。そんな感動や素敵なものを自分自身でしっかりと見つけていける。自分のやっていることや夢や仕事や人生に対して、ちゃんと自分でOKを出し、肯定感を作っていく。それが究極のメンタルトレーニングであると私は信じています。

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